中塗りの土について+屋根

今日は来週予定している中塗りのための準備。
塗る土は、本来ならば発酵した土+とても細かい揉み藁。だけど、うちの家はつるつるの漆喰仕上げというよりはもっとダイナミックにいこうと思っているので、大量に余った荒壁用の土(スサは3〜5センチくらいに切った藁)にそのまま砂を混ぜることにしました。何しろ荒壁の土を水でほぐしながら藁を取り除いていく作業は一人で黙々とするには精神的負担が大きすぎるのではないかと。
その荒壁用の土にどのくらいの割合で砂を混ぜるのか。それは土によって違うのです。以前T左官に土を見ていただいた時には1:1でと教えてもらっていたのですが、あれから別の地域の泥コンを混ぜた私。はて、どうしようか?ととりあえずホームセンターで川砂を土のう袋に詰めていたら、一人の紳士な男性が近寄ってきて、「良かったらお手伝いしましょうか?僕はエクステリア業者で今ここの外構工事をしているんです。この砂は何をなさるんですか?」と尋ねられた。「土壁を塗るんです。」とお答えすると、「僕も本当は左官なんですよ。仕事がないから今は外構もしているんです。」と。「中塗りの砂の配合を迷ってるんです。」と言うと、「僕が土壁を最後に塗ったのはもうずいぶん前だけど、その頃はこの辺の土で泥1に対して砂2で塗っていましたよ。」とのこと。そうか!良い事を聞けたぞ☆土のう袋を10袋抱えて帰り、早速サンプルを作った。1:1の土と1:2の土。それをコテを使って実際の壁に塗ってみた。来週の朝、それを見て決めよう!

それから、今日はトイレと増築部分を繋ぐ屋根を設置。既存の建物と繋ぐのはひとつの建物を造るより大変で。どう隙間を埋めていって良いものか骨が折れる。並べたのは焼いたバス板に柿渋と桐油で塗装したもの。今回は勾配もとったし、ルーフィングの端はアルミ板で押さえ、上にも屋根がかかっているので雨漏りの心配はきっとありません。せっかく頑張ったけど、この屋根は上らないかぎり誰の目にもふれない秘密の屋根なのでした。

そして、夕方から海辺でのライブ♪
日々バタバタと生活しているわたし。久しぶりののんびり時間。

その後、友人宅で打ち上げ。久しぶりだな、こういうの♪