バイオガストイレバイク★TOTO 便器ひとつ。モノづくりの精神

TOTOの工場見学へ行ってきました!
TOTOと言えば、便器のイメージが強いと思いますが、その便器づくりの奥深さに正直衝撃を受けました。TOTOの便器は陶器で出来ているのですが、わたしは工場のラインの上で大量生産がなされているのだとばかり思っていました。
それが、実際には多くの作業工程を人間の手でひとつひとつ作り上げているのでした。
それは、お皿や湯呑を作るよりも凹凸がある分、とても繊細なものづくりで、何パーツかに分けて成形し、人がひとつひとつドッキングさせる様は芸術でした。工場見学に行ったのに、焼き物工房にお邪魔した気分です。
創始者の衛生陶器を日本に広めよう。という強い気持ち。突き詰めたモノづくりの精神。物売りとしての精神。そのどれを聞いても素晴らしく、やはり商品の良し悪し=そういう気持ちの反映なのだなと思いました。

外観ではなかなか分かりにくい陶器の便器ですが、ミクロの世界ではかなりの進歩を遂げています。TOTOの白い便器、昔の便器は顕微鏡で見ると細かな凹凸がありましたが、今の便器を顕微鏡で見ると表面は滑らかです。滑らかということは汚れが付きにくくお掃除の手間も省けます。硝石もつきにくくなり、便器が黄ばむという現象が起こりにくくなりました。

その技術、TOTOは焼く前の便器に滑らかに仕上がる加工をしてから焼くので、塗装が落ちるというようなことはなく、半永久的なのです。便器ひとつ、探ってみれば奥深く、モノづくりの精神に触れるなら楽しいものです。

普通の?トイレの記事が似合わないプレハブ日記ですが、
何故書こうと思ったのかと言うと、冒頭に写真で登場した”バイオガストイレバイク”にテンションが上がったからです♡

便器のくっついたバイクをご紹介したいと思います。
このバイクはなんと!う◎こから発生したガスを燃やしながら走るバイクです。
実際に走るんですよ〜(^◇^)

養豚場などで大量の豚糞などから発生するガスを燃料にして、煮炊きに使ったりというお話をたまに聞きますが、
こういった循環できる仕組みはこれからの地球にとって大切なことだなって思います。
現実的では無さそうですが、TOTOさんの面白いバイク乗ってみたい♡