荒壁用の土 final

いよいよ土塗りワークショップをあさってに控えた今日。
土を準備しないと!4月から準備した表面の赤い土を返してみると中はドブ黒く発酵していました。
T左官によると、最初に土と藁と水とを混ぜたらシートをかけて放置しておけば良いとのことでしたので、この土はそのようにしておりました。
学校の設計の先生の昔話によると、先生の子供の頃は毎日学校から帰ると水を混ぜてドロドロにした土を足で30分位踏まされたそうです。それを2年くらい寝かせて本物の土が出来上がるそうなのです。
今回は自分で作った土に、足りない分を泥コン工場から買い足しました。買い足した泥もいい感じに発酵しています。
それに、水と繋ぎの為の藁(3〜5センチに切ったもの)を混ぜれば準備完了☆となるわけです。

ところが…
時間に追われながら、やっと出た水で泥をほぐし、その中へ勢いよくトラクターをバックで突入したところ、トラクターがドブにはまってしまい、前にも後ろにも動けなくなってしまいました。降りてみると、完全にタイヤが浮いて空回り。そうそう、この泥置き場深さが膝小僧のところまであるんだった。ああ、時間がないのに何をやっているんだろう。お昼までに終わらせる予定がこれで1日終わったな…。と思っているところに丁度電気屋さんが現れ(^-^)、(井戸を掘って以来、毎日様子を見に来てくださって、何かしら助けてくれるスーパーマンなのです)トラクターがハマっているのを見て、さすがに唖然とされていましたが、一緒に引っ張り出してくれました。軽自動車を4駆のトラクターで引っ張ることはあるけど、トラクターを軽自動車で引っ張るとか、あんた前代未聞よ(´Д` )と言われながら。確かに(*´ω`*)
でも、それから電気屋さんが水をかけながら指示し、私が指示された場所をトラクターで少しずつ混ぜていくという素晴らしいチームワークでかなり仕事がさばけ☆彡お昼には見事に土が仕上がったのです。
それから、最後の仕上げに足で混ぜて(スペシャル気持ちいいです)真ん中に寄せて盛り、シートをかけ、後はあさっての出番を待つばかり(^-^)です。電気屋さんいつも本当に有難うございます。