ship on the roof!

明日はいよいよワークショップの日。だけど、一昨日、準備をほぼ終えた私は調子に乗って”雨漏り”の修理に踏み切ったのです。
せっかく緑の草が生え、綺麗なお花が咲いていた屋根だったけど。♫

ところが…1日で終わるはずの修理が今日になってもまだ終わらない。やばい(´ω`)

さて、雨漏りの原因ですが、最大の原因はそもそも勾配を1寸勾配にしたことにありました。草屋根をされている方々にお尋ねしてみても、皆さん結構ルーフィングだけでもっていて、それは勾配をとっているからで、3寸勾配までなら土も流れないようです。根が蔓延るまでは流出するかもしれません。

それから、他の原因を探るべく、まず屋根の上の土を全部プレハブの屋根の上に移し、防根シートを剥がしまして、雨漏り箇所を調べてみると、その全てがルーフィングの継ぎ目にあることが分かりました。そして、もうひとつの大きな原因は花壇の立ち上がり部分、ルーフィングを反対側まで折り返して止めれば良かったものを、何故か中途半端なところで切り、コーキングで塞いでいた私。どうもそこから水が侵入していた模様。そして、鼻先の方には1m幅くらい水が溜まっていた痕跡。排水のスピードが追いついていないのか?さらに、ルーフィングを調べてみると沢山の根が貫通していました。毛細血管のような細い根です。
さて、どのように修理をするのか??数ヶ月間随分考え、人にも相談しましたが、そもそもが勾配なので、なかなか良い案が浮かばず。
でも、見た感じでは、今あるルーフィングの上に更に厚めのルーフィングを、今度はタッカーではなく防水テープで貼っていけばもしかしたら大丈夫なのでは?とその時いらした建築家のUさんもおっしゃっていたのですが、雨漏り生活に疲れた私は(毎回、お椀やボールを10個くらいドラマの貧乏な家のように置かなければいけません。それを井戸のところまで運んで洗うのがとっても面倒なのです。)イチかバチかの賭けに出る気力がなく、屋根の上に船を作ることにしたのです。初めてのFRP。世の中の船は大きくても小さくても全部これでできているそうな。木のお船もありますでしょうけど。FRPとは合成樹脂でちっともエコな感じではないのですが、とても軽いので草屋根にはぴったりです。それにど素人でも失敗する人はいないとか。

初めてで説明を聞いても、ネットで調べても、いまいち施工の仕方と完成形がピンとこなかったのですが、補強ガラス繊維を骨に、樹脂で固めていくそうなのです。何層も。それが、とてもとても大変だったのです。
ベッタベッタのちくちくのかいかいで。なかなか思うように進まず、そして液が足りなくなり、昨日買い足したのに既のところでまた足りず、今日も朝一で買い出しに。それでお昼までかけてなんとか完了!!見た目はひどいが止まればそれでいい。乾くのを待って夕方土を戻し、復活しました(^-^)早く雨☂降って欲しいなあ。

今回かかった金額は6万3000円くらいです。(ガラスシート2層、ガラスマット1層、樹脂サンドーマ約4缶、凝固剤、シーラー、刷毛、ローラーなどなど)ちなみにルーフィングに防水テープだと6000円くらいです。

それはそうと、今朝のこと。明日に備えて敷地を草刈しようとしたら、始めて10分で突然うんともすんとも刈払機が動かなくなってしまった。<(ToT)>
なんで〜。物壊れすぎでしょ…。
そして、夕方届いた荷物(キッチン用に陶器製のシンク)を開けたら角が粉々に割れていましたとさ。
なんでーーーーーーーー(@_@。