皮剥き間伐

篠栗の森に入った。
以前、別の森で皮を剥いたその続き。
この森の木は1年程前に皮を剥いてあり、剥かれた木は生命を絶たれ葉は枯れていた。
この伐採の仕方は林業の大変さを軽減してくれる。
今日はその剥かれた木を切り倒した。
倒された木は乾燥していて女性でも持ち運ぶことが出来た。
倒し方や運び方等、動画で記録したのに、データが重くてアップできません。
自然乾燥させる重要さ。窯で強制的に乾かした木材は後にぼろぼろになります。
と本日の講師の方もおっしゃってました。
葉枯らし乾燥とどう違って、メリットデメリットがあるのか?
質問してみたところ、葉枯らし乾燥は切ってからその場に1年程葉をつけたまま乾燥させるので、地面との接地面から朽ちてくることがあるとのこと。
また、その後、輪(厘)掛け(りんがけ)
 自然状態で乾燥させるために、伐採した木材を皮付きのまま、山中の風通しがよく、日当たりの良い場所で、井形に組みおくこと。にする為、かなりの労力がいります。
それに比べ、皮を剥くのはそこまでの手間ではありませんでした。
それに、切った木は水分量もかなり減っていて、製材して立てかけておけばすぐにでも使えそうでした。
命が絶たれるのは皮を剥くとき。
その日に、10月の新月の日を選ぶとベストでしょう。
日本には手入れされていない森がたくさんあります。
森を手入れすると赤字になるからです。
そんな持ち主さんに、間伐させて欲しいと申し出ると大抵のところで、杉、檜に関わらず、切った木を無料で貰えるそうです。
しかし、今回木こりを体験してみて、込み入った場所で木を倒すのはとても大変だと思い知らされました。
理想では自分で切った木を使って家を建てたいのですが、私にはとてもとても。
先に精神が参ってしまいそうでした。
けれども、男女でパートナーになってコツを掴んで行けば楽しい作業かも知れません。