全て持っている〜! 冬だ。

ある日、車を走らせてどこかへ向かっていると、
ふと頭に”すべて持っている”という言葉が浮かびました。
ぼけーっとなぁんにも考えてなかったんだけど。。そうか。そう言われればそうかもしれない。
いつだって、必要なときに必要な物がやってくるのはどういうわけなのか??

それはさておき、段々と寒くなって行く毎日に新しい家では”暖”をどのように取ろうか?そればかり考えている。
ちなみにプレハブには断熱材が入っていて、電気ストーブを一番小さい出力でつければ冬もそれほど寒くはない。そして、冬が大嫌いな私が今年買ったアイテム☆これが、なかなか素晴らしくて気に入っています(^_^)
仕事を辞めたくせに、こんな高価なものを買っている場合ではないのですが、普段ほとんど物を購入しないし、こういうものはずっと履けるからどうせ買うなら早い方が良いと、買って大正解です!!今日の日付で匿名でレビューを書いてるのはこの私なのですが、部屋でも外でも、作業着の下にも履けるこのパンツ☆
本当に買って良かった(^_^)/□☆□\(^_^)  これでこれから厳寒期の野外作業も頑張れそう!!

話が逸れてしまいましたが、冬の暖房について。
自給的暮らしをしている人が思い浮かべるものはきっと、薪ストーブだったり、囲炉裏だったり、行火のこたつだったり、ペチカやロケットストーブだったり、オンドルだったり…一体どれが私の冬に合っているのだろう?やっと考える時間が出来た。
本当ならば、前回、次は土台伏図を描きたいと思います。なんて言ってるのだから、そこへ進みたいのだけど、もし、オンドルをつくるとなると基礎の立ち上がりの高さ、そもそもベタ基礎では無理がある。でも、床高を上げ、無理矢理作るか、それとも土のままで行ける布基礎にするのか、はたまた…ということでなかなか図面が先に進まないのです。困った。
なんだか怒濤の如く流れ去って行ってしまったここ数年。
どう過ごしていたのか記憶にも乏しいが、その中で、ロケットストーブやオンドルの講座にも参加していた。
そのときに貰ったデータを今開いてみる。
仲間にもオンドルWSの時の写真や音声を大量に送って貰った。有り難い(つД`)
ネットで調べてもあまり出て来ないオンドルのデータ。以前借りた雑誌の記事も入ってて、改めて読んでみる。韓国のエネルギーの第一人者の人の記事だった。その方が出している如何に効率良くストーブを作るかなどが書かれている本があるらしく読んでみたいと思った。
その記事に写ってる方々の写真を良く見ると、それは以前参加したロケットストーブの講座のソンウォン先生だった。もしや!このもらったデータの中に入っている日本語に翻訳中の本は彼の本ではなかろうか!! このデータをくれた韓国に帰ってる友人に「オンドルをつくりたいと思ってるんだけど、相談したい。」とメールすると、来週福岡に帰ります!とタイミングの良いお返事(’v’)

講座の時に取った写真や動画、もらったデータ。
先生は良い情報はどんどん皆で共有していきたいとおっしゃっていたので、まとめたらブログに載せていきたいと思います。
そして、ロケットストーブやオンドルについてネットサーフィン♬していると、良いページが出て来た。
そこを読んでいると、山梨の方のブログなのになんとわたしが一緒にチームを組んでいるTeamOndolの二人が出て来た。
更に、ずっとじっくり読みたいと思っていたシャンティクティのページを熟読。
家を建てる前にこの方々に会いたい!数年前、シャンティクティの目の前まで行き写真だけ撮って泊まれなかった場所。ずっと行きたくて、みんなで行こう!と友人に声をかけていたがいつ行けるだろう。

そんなことを調べながら、過ごしていたら友人から電話があった。
用件は「いろんな鶏の卵が食べれる場所があるから、今からランチ行かない?」だった。
頭の中も煮詰まっていたし、その卵屋の噂は聞いていて興味があったので外に出ることにした。
そっち方面に行くならと、そのTeamOndolの一人、Kくんに「オンドルについて相談したいんだけど今日時間ある?」と電話をすると、
「ちょうど良かった!1月に山梨に帰るんだけど、みんなでシャンティクティとかWさんとかのとこ行かない?」と!!
びっくり。Wさんとは先程のブログの人である。願ったり叶ったり♫•*¨*•.¸¸♪☆°だ。行くに決まっている(’v’)♡
そんなこんなでランチ後、糸島のいろんな仲間や韓国から帰って来ていたOくんにも会うことが出来た。
そこで久し振りに会ったFくんから皮むき間伐の木についてお話があった。
今回、建てる家に使いたいと思っていたのだが、やはり切り旬を考えるとどうなのか?というのが私の中で気にかかっていた。
皮むき間伐は皮を剥いて枯らすため、どうしても水分の多い6月などに皮を剥いて命を絶たなければならない。一般的な10月以降の含水率が下がった時期に切るのとは真逆なのである。
「う〜〜ん。。」と言葉を濁し、やんわり理由を述べ、使わない旨を伝えた。
だが、そのときのFくんの顔が忘れられなくて、一晩考えた。
やってもないのに、結果を頭ごなしに決めつけるのはどうなのかと。一生懸命森を守ろうとしている人へのそれが態度なのかと。
そして、丁度ゆっくり読もう!と枕元に重ねておいた2冊の本に皮むき間伐のことが記されていることを思い出し、手に取った。この本を読んでいると落ち着く。宝物の本。
  
この本によると、皮を剥いた材は虫付きも無く、自然に乾燥していくのでひび割れも無く、素晴らしい芳香で高級木材だという。うん!使ってみよう!Fくんに電話をした。
そんな訳で手にしたこの本だったが、実は冬の暖房について詳しく書いてあったのである!!
私の知りたいことが!
まず、やはり薪ストーブは一番薪を喰う暖房設備で、日本中の人が薪ストーブに憧れて使用したらあっという間に日本の山は禿げ山になるらしい。最近は2次燃焼する仕組みのものもあるのでそういったのは少し薪の量が押さえれる??
ロケットストーブは薪がかなり少なくて良く、火力が強い。だが、調整出来ないため、お湯を沸かしたりするのには良いが、微妙な火加減の料理には不向き。また、焚き口がその構造上小さくなるので大きめの薪が入れれず、常に薪を供給する手間がかかる。ロケットストーブについて一番詳しく纏められていると言われているブログはこちら(’v’)
で、この本の作者が一番おすすめしているのが囲炉裏!炭ではなく、火を燃やすやつ。
これが一番効率良く部屋が暖まり、且つ火の調整も出来、料理も出来て最高なんだとか♬
作者はご飯が終わると、炭を火鉢に移してこたつの中に入れていました。
オンドルについては書かれていなかったですが、やりたいことと何を選べば良いのか分かりました〜♡o(。◕ฺ‿ฺ◕ฺ。)o♡

お風呂を沸かすのにはロケットストーブ式五右衛門風呂。
料理は囲炉裏。そのあとは炭をこたつ。
ご飯を炊くのは竃。そしてその煙をオンドルへ。
こんなことをしていたら、あっという間に日本の山は禿げ山になってしまうかな。。
でも今、日本の山は間伐をしなければいけない時を迎えているのでそういう材をうまく使って行くと良いのでしょう。
それから更に!
家をつくるにはいろんなことを考えなくてはいけないのですが、その一つトイレをどうするか?
それについても、以前から調べていた自作できる素晴らしい浄化槽があるのですが、作り方を詳しく掘り下げようと思っていた矢先、なんとその浄化槽がこの本で紹介されていました!しかもキットまであるそう!!以前、いいなと思った浄化槽エコロン。かなり良さそうでしたが、問い合わせたところ300万円もするそうで、しかも補助金が使えるとか使えないとか?諦めました。が、こちらで紹介されているバイオトイレのキットは57万9600円(税込み)だそう(^_^) 自分で作ればもっともっと安く出来るでしょう。
埼玉に永くこの仕組みを使って養豚をされているところがあるらしいのです。山梨まで行くなら隣だ!いってみたいな(^_^)
紹介した2冊の本は重複する内容もあるので、購入するなら新しい方『楽しい山里暮らし実践術』を買うのがおすすめです。

そんなこんなでやっぱり必要なときに必要なものがちゃんと準備されている。そう感じる毎日なのです。
実は、卵のランチもお金無いけど行くか!と思って行ったら、いろんな流れである人によってお支払いが済んでいたというミラクル。その方もその日突然私たちがやってきて、困っていたことが解決。
道中、寄ったOくんも、丁度その日出掛けるのに足とWi-Fiがなくて困っていたところに、私が突然現れて、Wi-Fiを置いて行き、帰りに彼らを拾って彼らの目的地まで行った。そのおかげで私もみんなに会えて、浄化槽まで辿り着くことが出来た。それぞれにみんな引き寄せている。流れを読むことはとても大切で面白いなあ。

すごーく長くなっちゃったけど、下のリンク先の動画。
これまた長くて20分もあるんですけど、とっても良かったので見てみてくださいな!(^0_0^)
http://www.kaishakeiei.com/study/lifeinshort/