トイレと浄化槽■

確認申請を出す前に、あと給排水設備と電気、ガスについて考えておかなければばらない。
それさえ終えれば、確認申請の図面に取りかかれるのだ。
あともう少しだ〜(ToT) がんばれぇ。 早く作りたいなあ。

それで、今日は前にも少し触れた浄化槽について考えてみようと思います。

浄化槽は、汚水や生活雑排水を浄化処理して放流するための施設のことです。公共下水道が整備されてい
ない地域で設置されます。
浄化槽には、水洗便所からの汚水だけを処理する単独処理浄化槽(現在の法律では設置できません。)と、
汚水に加えて、そのほかの生活雑排水も同時に処理する合併処理浄化槽があります。新規に設置する場合は、原則として合併式処理浄化槽の設置が義務づけられています。
瑞浪市建設水道部 上下水道管理課のページより引用)
※浄化槽は、その所有者または占有者等に保守点検、清掃、法定検査の管理を行う責任があります。
※小型合併処理浄化槽(5〜10人槽)の場合、4か月に1回以上の業者(都道府県知事に申請登録した保守点検業者または浄化槽管理士)による保守点検が必要です。
※小型合併処理浄化槽(5〜10人槽)の場合、1年に1回の業者(浄化槽清掃業者)による清掃が必要です。
※使用開始後3か月を経過した日から5か月間の間に、指定検査機関による検査を受ける必要があります。
※1年に1回、指定検査機関による検査を受ける必要があります。

このように、少々手間のかかりそうな浄化槽ですが、環境を破壊しないことは大切〜。
設置には各市町村で補助金が出ています(^_^)
合併浄化槽は100万円くらいするイメージでしたが、今調べてみたところそうでもなく、本体価格10万円台からあるのですねー。

しかしながら、せっかくだから自作できないか?と探して見つけたのが以下のページです。

こちらのページではエコロンシステムという浄化システムが紹介されているのですが、この浄化システムの考え方、そして仕組みがとても素晴らしいものだなあと思いました。
一般的な浄化槽は塩素などの消毒液を入れたり(塩素という薬品は水道水の殺菌等にも使われ、水中の菌を完全に殺す力がありますが、川に流れ込んだ時には良い菌まで殺して川の自浄作用まで奪い去り、生命力の無い川をつくる危険性を秘めています。また、完全に綺麗になっていない処理水と混合した際には、化学反応を起こし、トリハロメタン(発ガン性物質)を作り出すことは広く知られた事実です。)、バクテリアを追加するなど、定期的なメンテナンスが必要です。液中に酸素を供給するために、24時間・365日、電気を使って曝気もしなければなりません。
浄化槽を使う一般家庭では、年間使用電力の15%程度を浄化槽のために使っています。しかし「エコロンシステムK-36」は、電気をいっさい使いません。災害時に電気が止まっても影響を受けず使用出来ます。
一般的な浄化槽は土を飛び越え順番を無視して川から海に流している。その中には窒素やリン成分といった人間が食べものから摂取して、本来は土に還さなきゃいけないものまで含まれているのです。
エコロンは土に還すことで、畑の作物も良く育ち個々の家庭で循環のシステムが成り立っています。
いいなぁ♡o(。◕ฺ‿ฺ◕ฺ。)o♡
と思って、問い合わせましたら、300万円だそうで私には手が出ませんでした。
(この浄化システムは行政の言う浄化槽には当たらないそうで、補助金の対象ではありません)
エコロンシステムのHP
特許工法/ エコロンシステムは、一般的な合併浄化槽と異なり、基本的な維持費 (電力・薬品・汚泥搬出)を必要とせず、地域環境に影響を与えない処理水質を実現し、自然と共に生きて行く事を、第一の目的とする装置です。


しかしながら、以下に浄化槽をつくるヒントがたくさんありました。
http://hirukawamura.web.fc2.com/douga/douga1.htm
http://www1.odn.ne.jp/~cam22440/hirukawa1.htm(中程、浄化槽とEM菌)
Yファームにおける 複合発酵法を用いた養豚業
http://blog.livedoor.jp/hirukawamura/archives/1587561.html
http://blogs.yahoo.co.jp/tokaiama/92114.html
http://matome.naver.jp/odai/2140063111145455701
http://togetter.com/li/426854
これらの考え方でつくる浄化装置をユニット化したものが ↓ のページで紹介されている“複合発酵あ・うんユニット”販売価格552,000円(税込み579,600円)  
柳田ファーム
あ・うんユニット販売元
ほとんど、同じ感じのページですがこのEMBCを使った浄化槽が気になり、柳田ファームに電話をしたところ、とても感じの良い応対をしていただき、快く見学させていただけることになりました。
来月それが実現したら、浄化システムのついて掘り下げてみたいと思います。

エコロンシステムや自作の浄化槽、あ・うんユニットはは行政で取り付けを義務化された合併浄化槽にはあたりませんが、水を綺麗にするという目的を果たしているので、話し合いで取り付けが可能になることもあるようです。また、合併浄化槽でなければならないという場合は、一番安い合併浄化槽と一緒につけるそうです。それはなんだか微妙…

ところで、石井式浄化槽というのがあります。この浄化槽は国土交通省建設省)の認定をパスしています。浄化能力がものすごく高いらしく、他業者からいろいろ邪魔をされて、浄化能力を低下させてやっと認定を受けることができたのだとか…真実はわかりませんが、
石井式はヤクルトの空き容器を用いた浄化槽
石井式浄化槽HP
なんだか良さそうです。

トイレは下水道が整備されていない地域では、汲み取りやコンポストトイレも設置可能です。汲み取りは汲み取ってもらうのにお金がかかりますし、運び出して処理をする分、余計なCO2が排出されるように思います。

コンポストトイレ[*1:水で流すのではなく、籾殻や木挽き糠、落ち葉などを上からかぶせていきます。水分が匂いの原因になるようなので、水分と固形物は分離できるような仕組みを作ります。トイレットペーパーは自然に還るのに時間がかかるので別のゴミ箱に捨てます。床下の容器がいっぱいになると数ヶ月に1回地面に穴を掘って土に還します。我が畑で採れたものを食べ、土に還す。自分の土地の中だけで循環できるとてもエコで素晴らしい仕組みです。下水道の整備されていない地域には設置が認められています]は市販のものから自作までいろいろ。
市販のものではここのが値段も比較的安く人気のようです。
自作するには、液体と固体を分けること。撹拌。臭気抜き。に鍵があるように思います。
に良い作り方が紹介されています。


それから、今日は3回目の玄米粉商品開発をしました。
いろんな分量や材料を少しずつ変えて探っていくのが楽しい(*^-^*)
今日はしっとりふんわり♪のシフォンケーキが焼き上がりました!
次は牛乳を豆乳に変えて作ってみたいな〜〜