そろそろトイレについて考える。


我が家に高校生が大工のインターンでやってきました。
どんな子達が来るのか?!
生意気な子達だったらやだなぁ〜ってドキドキしていたら、とっても良い子達で
男の子2人、女の子1人、その礼儀正しさに感動してしまいました。
私が手伝ってもらっているのに、一つ一つにお礼を言ってくれる。
きつい体勢で、「代わろうか?」と言っても「大丈夫です!」
雨に濡れるような所でも、「ちょっとくらい大丈夫です。やります。」
おやつの時間の片付けも何も言わないのに皆でささっとテーブルやグラスを片付けてくれる。
帰りの時間。そこまで打ったら終わりにしよっか(^-^)!と言ったら、「いや。せっかくだから全部やって帰りたいです。」と、2日間でエアシートと外胴縁ほとんど全てつけていってくれました。
作業中は男の子同士じゃれあったり、会話もまだまだとっても可愛いらしいのだけど、思いやりに溢れていて、人間として完璧にやられたなあ。。( ノД`)…

棟上げ後、筋交い、間柱、屋根、根太、床下地、敷居・鴨居、窓枠、エアシート(透湿防水シート)、外胴縁と、中には外注したものもあるけど進んで来、あともう少しで外装板を貼れる!
そうしたら、やっとのやっと、やっとで♡走り続けた日々にゆっくりとブレーキをかけることが出来るのだ!!(’v’)

それでちょっと今日はトイレのことでも考えてみようかと。
ネットサーフィンではあるものの、調べてみて(実際に見た訳ではありません)やっぱりこれがよさそうだなあって思うコンポストトイレはいつもこれ。
そしてこれに加え、便器を『尿』と『糞』に分けるセパレート便器にしたなら最強なんじゃないかと考えています。
そこで、↑この会社に電話をかけてみたのです。便器だけの販売はしていただけないでしょうかと。。
まあ駄目ですよね…そりゃそうだ。
スウェーデンなどではたくさんあるようなのに日本では探してみても簡易なもの以外今のところ全く見つけられない。
簡易だけど、この2と3の京都大学のトイレは興味深い。問い合わせてみようかな。

そして、セパレートした次の工程なのですが、セパレートされたものがそれぞれ各々の場所へ収まります。
『尿』は農業用タンクのようなコックのついたものに。それに微生物を投入し、後に畑へ返すような仕組みに。
『糞』は、なななななんと!大胆にもコンクリートミキサーに落ちるような仕組みにしようかと…(^0_0^)
使用後、大鋸屑などを振り掛け、スイッチON!! 便槽に置いてあるミキサーは常に電源を入れておき、トイレ内でオン/オフ出来るようにする。そうすれば、将来もしお店などにするときに、お客様に使用後ハンドルを回してもらうよりスムーズにいくように思う。
そもそも何故そんなことを思ったのかと言うと、手動の撹拌羽も造ってもらうとなると、コンクリートミキサーを買うのと同じくらいの値段する。それで、撹拌羽を探していたところコンクリートミキサーだと車輪もついていてそのまま畑へ運び出せ、更に取り出し口までついている!!♫•*¨*•.¸¸♪☆°
これで画期的ではないか!!と思った訳です。
しかし、何事もやってみないことには分からない。まずは1つ中古を購入して試してみよう!
そう思っているのですが、忙しくしてるとヤフオクで入札するまでは良いのだが、忘れてしまい、はたと気付いた時には高値更新されて終わっている。
で、それじゃなければもうひとつ考えているのがトラクターのロータリーのみを購入し、細工をして手動で撹拌するとうやり方。
ただし、こちらの場合はうちは2階にトイレがあり便槽は1階なので、使用後すぐに撹拌するわけではない。日に何回か1階に下りて、便槽の外からハンドルを回すようになるのが考えられる現実的な方法に成る。

それから、次は便槽について。
便槽は法律で防水モルタル等で漏水しないようにし、匂いがもれないようにしなければならないと決まっている。なので便槽はそういう風に造らなければならない。そこへ私は通常の無臭トイレのように臭気管を設置しようかなって考えています。
それから、醗酵を促す為に便槽の位置をオンドル予定場所の隣にしました。
便槽を2層にし、外側にオンドルからの煙を回せたらいいな。管で繋いでダンパーをつけ、たまに煙を送るといいんじゃないか?と考えたわけです。
しかし、この案はオンドルの子に却下されてしまいました。
理想と現実は必ずしも一致しない。煙はそんなに思い描いたように動いてはくれず、ダンパーじゃ隙間からどんどん煙がこぼれて部屋が煙だらけになるよ。ということらしいのです。
それならばと、昔ながらの案を。
今もアジアでは見られる、部屋の下で家畜を飼う。という方法。
便槽の下は地下なので。便槽の上で鶏を飼ってみるのはどうかな?なんて考えています。
そして、畑に運び出したコンポストは透明波板の円柱に黒い蓋の容器に入れ太陽熱で更に熟成させてから返そうと思っています。

今の適当コンポストトイレでもそんなに酷くないのですが、やはり運搬。土に還すという工程が一番大変だなあって思います。それがスムーズに行くように今回は得に気を遣って考えたいと思っています。
そういう意味でも大と小を分けるというのはとても意味のあることのように思う訳です。
そこにポイントを置いたならこういうトイレも考えられるんだなあっていうトイレ
このページを見てから、このトイレが気になって気になって仕方がなかったのです。
するとどうでしょう!このトイレすぐ近くじゃないですか〜〜!
尋ねさせて頂きました。メンテナンスほぼフリー。コンポストトイレなんてわざわざ大鋸屑などで嵩ましして、ゴミ増やしてるやん。こっちがいいって!と見せてくれました。
因に、リンク先の絵は間違っていて、ステンレスで仕切られてポンプが設置されていますが、ポンプの位置は逆です。
ステンレスは何の為にあるかと言うと、固形物と液体を分けるためにあるのだそうです。要するに浄化槽と同じような仕組みです。
微生物は自然界に普通にあるものだからとくに必要ないのだそうですが、最初だけ愛媛AIを投入されたそうです。
で、金魚のぶくぶくを使ってあるように書かれていますが、金魚のじゃ弱いから浄化槽のブロアを中古で買った方が良いとおっしゃられていました。
だけど、このトイレではなく、やっぱりコンポストトイレにしようと思ったのは、やはりそれなりに匂いを感じたからです。そして、たまにステンレスの板との隙間に固形物が詰まるから、ぼっとんの所から差し金のような薄い金属のようなものを突っ込み、つまりをとらないといけないというのが私にはどうも…日常的に出来ないと思ってしまいました。

もうひとつ、循環できる、前から憧れているバイオガストイレ
こんなトイレいいなって思うのですが、レベルが高そうでまだ手が出ないでいます。

そんなこんなでもうひとつぱっと纏まり切らないコンポストトイレ案ですが、セパレート便器や便槽のなにか良い案はないものでしょうか?


他、参考URL
http://awa--retreat.blogspot.jp/2010/10/blog-post_16.html
http://www.daiobio.co.jp/i-ecosanmaster-p26.html
http://www.daiobio.co.jp/newc201103.pdf
http://www.yamatoilet.jp/mtclean/8th_siryou8.pdf
http://www.takizawa-mie.jp/works/cat28/post_144.html