Natural Paint■■ for kitchen.

作業小屋にはミニキッチンを作ろう。今のままでは炊事がとても大変だから。
そして、キッチンの壁はレモンイエローにしよう♬
そう決めたのだけど、果たして自然界にレモンイエローなんて色は存在するのかな?インターネットで顔料を調べたけれど、商品の有機顔料(石油から作ったもの)と無機顔料(自然鉱物)が見分けにくい。そこで一番役に立ったページがWikipediaの黄色という項目☆黄色の鉱物や自然染料が載っている。自然のものと言っても毒があるものや少量しか取れないものも多く、私が調べた黄色の顔料で手に入りそうで毒もなく現実的なものは、『黄土』 『弁柄黄』 『シェンナ』 『ニッケルチタンイエロー』でした。その中で、レモンイエローのものがあったのです(^<^) ☆ニッケルチタンイエロー☆ チタンイエローはオレンジがかっているみたいなのですが、ホルベインという会社から出ているニッケルイエローはレモンイエローです!Amazonで少々安く売っていましたが、送料がかかるので取扱店に行って購入しました。
その顔料をどうやって壁に塗るのか。『ナチュラルペイントブック』という本を随分前に図書館で借りていて、その時が来たら購入しよう!と決めていました。この本には自分で作るペイントの作り方がぎっしり書かれています。少々言葉足らずで肝心のところが載っていなかったりもするのですが、素晴らしい本で、私にはとても役に立ちました。このような本は他に見当たらないですし。その中から今日は”クオークチーズ”で作るペイントに挑戦します☆ チーズが苦手な私にはクオークチーズ??が何かよくわかりませんが、スキムミルクとレモンジュースで作れると書いてあるので早速スーパーマーケットへ。

作り方を見ると、スキムミルク1ℓでクオークチーズは500gできるそうです。そして、そのクオークチーズで塗れる壁の量は8平米。私が塗りたい箇所は約2平米。なので多く見積もって500mℓのスキムミルクを作りました。(顆粒を溶かすタイプ)そして、それにレモンジュースを入れ一晩暖かいところで寝かせます。レモンジュースの量は書かれていなかったのでスキムミルクが分離し始めるくらい入れました。そして、私が作ったのは朝だったので日中車のダッシュボードの上に置いておきました。すると夕方にはご覧のとおり凝乳が沈んでいましたよ。
それをガーゼハンカチで濾し、取り出します。

それに水で溶いて一晩寝かせた顔料を混ぜます。

そして出来上がったペイントがこちらです。着色具合は丁度良く、重ねて塗ると木目も消えるくらいの濃度です。ちょっと量はギリギリでしたが、クオークチーズのペイントはまた作って使いたい、いい具合のペイントでした♡o(。◕ฺ‿ฺ◕ฺ。)o♡

写真が良く撮れなかったので、塗ったところはミニキッチンが出来上がった時にUPしたいと思います。もうしばらく先です。。

追記:小さな画像ですが、塗った感じをUPしたいと思います。
水で溶いた顔料を塗ってもほとんど色はつかなかったので、クォークチーズの展色材としての効果は高かったと思います。塗ってる時、レモンの香りが良いですよ(^<^)

このペイント。気に入っていたのですが、梅雨時期にカビが生えてしまいました。詳しくはこちらの日記へ。梅雨と夏と屋根と床。そして水、それから土。 - プレハブ日記