屋根△□

今日もいい天気♪
屋根工事だというのについついビールを飲んでしまう。
今回、この屋根は草屋根の予定です。草屋根は断熱効果があるので、夏涼しく、冬暖かいと聞きますが本当にそのようで、超オススメらしいのです。それに見た目も可愛いしっ(^^♪ 
今日は垂木をのせました。そして、野地板を張ってその後どうしようか考え中です。
草屋根のポイントは『根』です!
草の根がルーフィングを突き破って雨漏りの原因になることが多いのでそれをどう回避するか思案しなければいけないところなのです。根と言っても1年草などの柔らかい根では恐らく大丈夫なのでしょうが、気をつけなければいけないのは宿根草と言われる多年草の根!です。中でもチガヤの根は恐ろしく尖っています。先端恐怖症の人は恐らく見れないです。ちょっとしたものはすぐ突き破ってしまいますので芝屋根にチガヤが生えてきたら気をつけましょう(^J^) それで、雨漏り対策をどうするか考えています。ネットで調べると緑化屋根のセットみたいなものはたくさん売られていますが、どれもこれも金額がけっこうします。やはりどこの会社も土の軽量化と雨漏り対策という路線でキットを構成していて、簡略化すると、おおよそ麻やシラスや像のフンで作った土に変わるもの+防水層と防根層という組み合わせです。
まず、土はなるべくなら自分の土地のものを使いたいという思いがあるので重くても「土」で行こうと考えています。そのために桁を少し背の高いものにしました。あまり重いようならバーミキュライトでも混ぜようと、今調べていたら、バーミキュライトアスベストが混ざっている危険性があると記されている。うーん。
そして、防水層。まず雨漏りは屋根の勾配が緩すぎると、水が排出しきれず起こりやすくなります。しかしながら、勾配がきつすぎると土が滑ってしまいます。ので、0.3からせいぜい3寸勾配までということらしいのです。0.3というのは多分軽量の土に変わる排水のよいシートのようなものを使った場合ではないかと思うので、今回、屋根の勾配は1寸勾配にしました。そして、ゴムアスルーフィングを購入してはいるのですが、防水と防根がいっしょにできてしまうシートなんかも売っていて、でもとびきり高くって。今回は本宅の為のお試しハウスでもあるのだけど、安く上げても耐久性さえあればいいので安くても行けそうな組み合わせで試してみようと思います。

その一 とある雑誌の小屋作りで見かけた、ルーフィング+防水塗装(お店に行くと、原料がウレタンやゴム、ポリなど数種類ある。このコーティングは少しは根を通しにくくもするかしらん?)
その二 ルーフィング+安い防根シート(一応素材は水を通さないタイプ・不織布)
その三 ルーフィング+防水塗装+安い防根シート

石積みの家のNさんはルーフィングに土載せてるだけでまだ雨漏りしたことないって言ってたなあ。
でも、不織布など根を通さないものを間に入れるともっといいでしょうねって言ってたなあ。う〜ん。
雨漏りして、後で芝・土・シートって全部剥がしてやりかえるのはやだなあ。その三でいくかなあ。それともしっかりした防根シートで行くか。今週一週間は雨模様のようだしもうちょっと調べてみよう。

そんな訳で今日はのんびり施工。お昼ご飯を、手伝いに来てくれた友人とプレハブの屋根の上で食べました。サイコー☆気持ちイイ☆彡