塗料4

ここ3日、時には霰や雪が混じった冷たい雨がしとしとと振り続けている。
石積み工事のため、デッキの上に避難させた実験用の板はしっかり水を含みとっくに飽和状態を超えたかのよう。
そんな中、ただ1つだけ様子の違う物がありました。

それは弁柄ちゃん♡です。
弁柄を柿渋で溶き、塗装後、上から亜麻仁油を塗ったもの。
塗った当初(10日程前)は際立って他の塗料よりもはじいている印象はなかったのですが。
今は一目瞭然!!唯一この塗料だけが、律儀に水をいつまでもはじき続けています。

とはいえ、実はこの板の更に下。
この薄汚れたというのでは済まされない汚れたデッキ。
これは2年半前にベージュ色の弁柄を柿渋で溶き、亜麻仁油で練ったものを塗布したものなのです。
すっかりはじいていませんね。毎日毎日土足で歩く訳ですからそんなものかもしれません。
ただし、壁だったら、
そして、茶など濃い色を選択したならば、
もっともっともつのでは??

その他の板も、一旦雨が止むとわりかし早く乾き、その後の雨粒は再びはじいていました。
一概にはじくから持つとは言えませんし、今後も細かく観察して行きたいと思います。