3. 間取りを考える。そして、固定資産税について。

いよいよ間取りを考えて行きます♫•*¨*•.¸¸♪☆°
間取りを考えるときに、一緒に考えた方が良い5つのことがあります。


1.家を建てる場所(湿地や崖地ではないか。崖地の場合→崖地条例(各自治体により内容は異なります))

2.方位(陽当たり、パッシブソーラーハウスなど、家相(井戸ボーリング業者も工務店も必ず見ます))

3.固定資産税(床面積により税金が変わる場合があります。が、これによって自分の希望の間取りを諦める程のものではないと思います…)
 分かりやすいサイトを見つけました(’v’)
 固定資産税・都市計画税(その1)
 固定資産税・都市計画税について(その2)

4.使いたい建具や大きな家具(お風呂やキッチンも既製品を買う場合は前もって決めておきます)の寸法 前もって(建具に関しては細かく。縦、横、幅)採寸し、手書きまたはCADで図にしておきます。

5.木取り
木材はだいたい決まった長さで販売されています。
柱・梁材は3mまたは4m
通し柱は6mまたは8m
垂木や胴縁は4m
バス板(野地板など)は2mです。
材木屋さんでそこで加工している場合は4m55センチとかでも対応してもらえます。
また、4m材を頼んでも5〜15センチくらいは長めで届きます。
だけど、自分で建てる場合、木材のおおよその長さを意識して間取りを考えるのも重要なことです!
材木屋さんにどのくらいのサイズまで対応しているか確認するとよいと思います。
継がなくて済むならそちらの方が強度もありますし、労力もいりません。
例えば、5mの材が必要になると、その1mのために3mの材を2本購入し、途中、継手加工し繋がなければいけません。
木材もお金も労力もその分かかることになります。部屋は多くの場合四角形なのでその並び全部、そうすることになってしまいます。最初はやる気があるのですが、継手をつくるのは手作業ですし、そのうちにうんざりしかねません。。(。´_`)ノ
なるべく継手の少なくて済む間取りを心がけると良いと思います。

と、だいたいこのようなことも頭に入れながら、間取りを考えて行きましょう〜☆
まずモジュールを決めます。これは、基準となる数字で、建築では大体910mm(3尺)です。
柱の中心から中心が910mm基準ということになります。
先程、述べました通り、柱材は3mや4mで売られています。
910ピッチで方眼をつくり間取りを描いたとして、例えば、ある場所の桁が4マス分だったとします。
910×4=3640ですので、両端に仕口の加工を120ずつ(柱材が120角のとき)作っても、
3640+240=3880 4mの材で足りることになります。
最近では、材を無駄にしないように920や930モジュールでつくるところもあるようですが、
ほとんどの建材は910や1820などの規格でできています。
910モジュールで設計するのが無難だと思います。
1820のことを1間(いっけん)、910のことを半間(はんげん)と呼びます。

少々頭のこんがらがることを書きましたが、良く分からなければ飛ばしてOK(^_^)です。

とにかく、最初にすることは910mmの方眼紙を作ります!
手書きの場合は9.1mmのマス(縦・横20本ずつくらい?)の方眼紙をつくると良いと思います。
消しゴムで消せないペンで。
そこに、鉛筆等でああでもない♪こうでもない♬と間取りを考えて行くのです。
日頃から、ポケットに小さなスケールを入れておいて、家具や物の大きさを把握しておくと良いと思います。
設計しながらも、描いた部屋の大きさを実際にスケールで測ってみて、狭くないか確かめます。

ここでは、各部屋の広さ、配置、窓やドアの配置を考えます。和室でしたら、使う畳の大きさも考慮します。
910モジュールとはあくまでも基準です。どうしても910じゃ合わない箇所の柱などはずらすことが出来ます。

間取りが完成したら、次は設計です!!
柱や梁をどのように置くか、家の構造を考えて行きます!