筋交い

筋交いを入れました。筋交いを入れるには、何だか難しい計算方法があるのらしいけど、それが必ずしも現物と合うとは限らない。建築の世界はまだまだアナログ作業。コンピュータが部材を加工しても、現場で組んで行くのは人間。
学校でも現物に合わせて入れるやり方を教わりました。

1. 筋交いにする材の中心をとります。元、末、それぞれ10センチずつくらい中心線を引き、印をつけます。

2. 印をつけた材を筋交いを入れる場所に持って行き、元の中心線と下方の角とを、末の中心線と上方の角とを合わせ、材にそれぞれ柱と土台の、柱と桁の型を写します。

3. 写した線のとおりに(のこ刃1枚分くらいきつめに)切ります。まず、下から切りいったん合わせてみてから上を切った方が失敗がありません。

4. 釘でそれぞれ柱と土台、柱と桁に打ち止めて行きます。法律でいう建築物を作る場合は補助金物で止めないといけません。

この土地は風が強いので、材には105×45を使い、たすきがけにしました。
筋交いを入れる場所が半間くらいだと90×45または30くらいで良いです♪(決まりでは最低巾90ミリ、厚み15ミリあればよい)