1 .自分の夢の世界をイメージすること

母屋を設計するにあたり、セルフビルドを思い立ったけどどうしたら良いのか分からないという方(自分がそうだったので)の少し参考になればいいなと、それから自分の頭を整理するために、1から順にまとめてみたいと思います。

その前に!!
1番気がかりなことについて♡

それはきっと、お金がいくらくらいあれば家は建つのか?
ということではないでしょうか??

そんなことはどこにも書かれていません。
事実、0円から数億円の家まで世界にはいろんな家があります。
しかし、知りたいのはそんなことではなくて、一般的な家がいったいどのくらいでできるのか?

まず、家には造り方がいろいろあって、RC(鉄筋コンクリート)造、S(鉄骨)造、木造などがあります。
木造構造の主なものには、在来軸組構法と枠組壁(2×4)工法、集成材構造、木質プレハブ構法、丸太組構法があります。
その中で、素人が建てようとしたときに選ぶのは、比較的簡単に建てやすい「2×4」や「丸太組(ログハウス)」の家だと思います。
しかし、日本の家として考えたとき、外材と釘と合板でつくる2×4の家よりも在来工法で建てた家の方が合ってるように思います。木と木を組んで造る家。難しいように思うかもしれませんが、3つ程の仕口(しぐち)と継手(つぎて)を覚えれば簡単な家は出来ます。仕口というのは木と木を直角に繋ぐときの継ぎ方です。それに対して、継手というのは木と木を真っ直ぐ継いで長くする継ぎ方です。文章では分かりづらいと思いますから、ここではまだ覚えなくて大丈夫です。

その3種類の仕口や継手の造り方を覚えて組み合わせれば家は出来て行きます!!
法律では、建築物の延べ床面積100m2以下且つ平屋または2階建てで高さ13m以下且つ軒高9m以下の木造住宅の設計は誰でもやってよいことになっています。
建築士を持っている必要はありません(^_-)
また、家を建てるのに必要な免許はありません。
(請け負う場合でも、建築一式工事の一般工事では請負代金の額が1,500万円に満たない工事、木造住宅工事では延べ床面積が150m2に満たない工事は一般建設業としての許可を受けなくても請け負うことができる。)
プレハブ日記では、在来工法での家造りを紹介して行きたいと思います。
造っていくのは、35さいの一人の女性です。別に特別がたいが良くて力持ちなわけではありません。

さて、100m2の家を在来工法で建てたとして。
私もまだ建てていないので多分ですが、材料費として500万円前後(100万円〜1000万円)だと思います。
大体の金額を知りたいと思いますが、在来工法の家は木で骨組みを造って、そこに外壁、内壁、断熱材、屋根、天井、床、キッチン、トイレ、お風呂、などを造ったり、設置したりして行きます。
その骨組みは、仮に新品の木材(杉)を材木屋さんから購入して造った場合、材木代として50万円〜100万円程度です。これも、もらってくれば無料で済みます。その他、外壁やキッチンなども、板でつくるのか?土壁にするのか?サイディングを貼るのか?キッチンは自分でつくるのか?システムキッチンをいれるのか?何を選ぶかによって、金額は数十万から数百万ひらいてきます。
金額については、まず間取りを考えて、材料を拾い出し、各々の見積もりを出してもらい調節します。
それはまた、細かくここで紹介して行きたいと思います。
でも、たいがいのものは自分で作れるものです(^_^)
始めは出来なくても、だんだん分かって来るから大丈夫です。

まずは、自分のしたい暮らしをイメージすることが1番大切なことです♫•*¨*•.¸¸♪☆°
誰とどんな風に暮らすのか?
これから始まる楽しい楽しい♬暮らしを思い描いてみましょう〜
家族構成はどんなか?
家の外観はどんなか?
お庭にはどんな花や木が生えているのか?
家庭菜園や鶏を飼ってみよう!
休みの日にはデッキでBBQ&BEER!
ハンモックもあったらいいな♬
自分の夢の世界を大きな紙の上に絵と文で築いてください!

それが、完成したら 2 へ来てくださいね(’v’)

ちなみに私がこの土地を購入してすぐに描いた家の絵はこちらです。ぐしゃぐしゃですが(^0_0^)
実際今設計している家とは少し異なります。

イメージを膨らませるのには設計事務所のサイトなどを見るのも良いですし、”古民家” ”和風モダン”などといれてグーグルの画像検索をするのも良いと思います。
私が一番役に立ったのは、フェイスブックのアートデザインなどのページです。