皮剥き間伐と新月伐採

新月伐採
お月様の及ぼす影響というのはとても大きいらしい。
警察も農家の方もお月様の動きを見ている。
海を見ればその力がわかる。人間も7割が水分。植物も然り。
自然の”理”に沿って…暮らしてみたいなぁ。
そう思ったのは随分昔だけど、今もその気持ちは少しも変わっていない。
新月伐採がしたい。。
今日は満月だけど…自然乾燥材になる皮剥き間伐に参加してきました。
皮剥き間伐とは昔からある伐採法で、昔は車の入らない、山のてっぺんの方で行われていた伐採方法だそうです。皮を剥いた木は水分が抜け始め、2年程経つと女子供でも運べるくらい軽くなる。
最近、荒れ果てている杉の森。植えたまま間伐しないので、森に光が入らず森が死んでいる。
誰でも出来るこの方法で、みんなで森を甦らせよう!という企画。
50平米の地に対して木の表面積がベストになるように計算して、間引いて行く木を決める。
私の受け持った場所では11本あった木のわずか3本しか残らない計算になった。
なるべく大きくて元気な木を残し、他の木の皮を剥いた。

なんて美しいのだろう!!
普段見慣れていると思っていた木は全く違う表情を見せていた。
白くて滑らかで艶やか。みんな目を奪われていた。
美しい!木の表面には水が流れていた。神秘。
見れて良かった。木に対する気持ちが今までとまるで違う。

皮剥き間伐の仕方
まず、鋸で一周切れ目を入れる。白い粉が出る深さ。
竹のへらと木片などで切れ目をめくる。
皮を上へ向かって剥ぐ。
  
  
ターザンのように遊ぶ人も♡
そうだ!皮を持って帰って屋根を葺いてみよう!やってみたかった桧皮葺き。