排水工事と風呂釜考

今日は午後から雨☂の予報。
午前中に排水管工事を済ませ、午後から風呂釜について友人に相談しに行くことにしました。
将来露天風呂を作る計画だったので、貼ってなかったデッキの床板を捲りいざ配管。
今日の材料はVU管。継手のチーズ、ソケット、エルボ。そして接着剤です。
 

水道管には主に4種類ありますが、今回はVU75を使用しました。50くらいでも十分です。
VP    ねずみ色のVU管より肉厚の塩ビパイプ
VU    ねずみ色の薄肉の塩ビパイプ 排水には大体これを使用します。
HIVP  VPと同じ肉厚で紺色の耐衝撃塩ビパイプ
HTVP  VPと同じ肉厚で茶色の耐熱塩ビパイプ 給湯に使用します。

継手にはエルボ(L型で、直角又は決まった角度に方向を変えれます)
    チーズ(T型をした分岐をする継手)
    ソケット(パイプとパイプを真っ直ぐにつなぐ継手)
    バルソケ(塩ビからネジに変換する継手)などがあります。

これらを接着剤でつなぎ合わせていきます。
接着剤には、VPとVU用 HI用 HT用 の3種類があります。今日はVU管を使用するのでVU用の接着剤を使います。
VU管は手鋸で簡単に切れます。排水管工事で一番大事なのは勾配を1/100以上取ることです。
1mにつき1cm以上下がっていけば良いので大体で取って行きます。
うまく流れました♡
  
デッキの床を貼ってたら、雨がぽつぽつ落ちてきました。
丁度約束の時間なので続きはまた来週。

…友人宅に到着。
先日、オンドルを設置したばかりの彼。排煙部分に新しい何かが出来ていました。
排煙を利用した暖かいベンチですね!

中にお邪魔するとオンドル部の床が温かい!!☆前日に焚いた熱が石に蓄熱されていてまだ温かいのだそうだ!
すごい、気持ちいい♡絶対うちにもつくろ(^-^)と思ったオンドル初体験でした。

さて、今日は風呂釜について。
彼の知り合いには、世界の釜、窯、熱エネルギーを研究されている有名な先生がいらっしゃって、先日私もその先生の講座に参加させていただいたのですが、彼は今丁度、その先生が出した分厚い本を仕事で翻訳しているところ。
その本も頼りに2人でああじゃこうじゃ意見を出し、先日の試作風呂釜の改善点を見つけました。
  
効率の良いストーブを作るにはある程度の公式が存在するようです。
早くこの本出版されないかな。。頑張って翻訳してくだされ〜〜。
…なんとなく次なるストーブの設計ができました。
レンガで作ると、レンガが蓄熱する分、熱損率が大きいのでまたペール缶などで作ることにしました。なるべく無駄なく銅管に熱エネルギーがいくように、断熱と煙がゆっくり流れる仕組みに力を入れることにしました。見た目は土と漆喰でくるんでなんとかしたいと思います。
詳細図が出来たら、先生に送って、見てもらえそうです。せっかくの機会なので頑張らなくちゃ。
早速、帰りに屑鉄屋さんでコーヒー豆の入っていた綺麗なドラム缶(小)を購入しました。これから設計を煮詰めていきます♬