屋久島のIさん

今日は屋久島のIさんが出張がてら遊びに来てくれました。Iさんは、私が「露天風呂」の造り方を探している時に出会ったブログのオーナーさん。
丁度昨年屋久島に行く機会があったので訪問させてもらったのでした。Iさんは今はご自宅を建てていらして、設計はお義母様。施工は9割大工さんや左官さんらしいのですが、土壁と版築をご自身で指揮を取られ、最近立派な旅館のような御宅が完成されたとのこと。今日は、その参考にもされた佐賀県の鹿島というところにある日本料理屋に連れて行っていただきました。山の中にぽつんとある佇まい、入口までのアプローチ、緑をバックにした温泉、その全てが格別でした。お料理も一つ一つ丁寧に造られていて、最高の味と空間と時間。贅沢の極みという感じはただ静かに流れていく時間を追うこともなく、久しぶりに心の落ち着きを感じました。Iさんが世界で一番好きな場所かもしれないとおっしゃっていましたが、私も本当にそうだと思いました。『落柿』是非行ってみてください。

 

そして、次の日Iさんにデッキの床材を自動カンナにかけるのを手伝ってもらいました。ありがとうございます(^-^)

木表を削る時は末から元へ
木裏は元から末へ
超仕上げカンナは返ってくるときに削るので反対に突っ込みます。
けれど、いつもそうとは限りません。木の目を見て入れるのが確実なのです。

しかし、事故の衝撃でまた壊れたのではと心配していた自動カンナが動いて一安心。途中突然動かなくなり、説明書を見ても、ネジを開けて中を覗いてみても原因が分からず焦りましたが、ブレーカーが落ちたというオチでほっとしました。Iさんがいなかったら夜になって灯りをつけるまで気づかなかったかもしれない。良かったあ。。
2日後、Iさんよりメールをいただき、こう書いてありました。
良かったら新居を見に遊びに来てください。土壁用の土も大量に余っているので持って行ってください。
実現するといいな☆
その前にいろいろなゴタゴタを片付けなければなるまい。。。。(/ω\)