旅の友達+基礎工事7


7年前北海道の標津町で鮭を捌いていた時の仲間が遊びに来てくれました。以前、このブログで御来光の写真を紹介したことがありました、それを撮った人です。山からおりてきて、愛媛で蜜柑の収穫の仕事をし、そして今日キビ刈りの仕事をするために沖縄に旅立っていきました。これは旅人の王道のルート♪春先、昆布干しに北海層の利尻島礼文島を訪れ、夏はアルプスの山小屋や高原野菜、秋は北海道の道東で鮭、冬は愛媛で蜜柑、真冬は沖縄でキビ狩り又は製糖工場。だから、そのころその辺りにいると約束もしないのに、また同じような顔ぶれに会います。その方たちの濃ゆいこと☆人のことは言えないけれど。みんな生きる力が溢れててみなぎっています。今日の友達は染色と織物をする人になるのが夢で沖縄の与那国島で家を借りておばあに機織機を借り染色を教えてもらっていたのだけど、与那国の製糖工場で働いたのがきっかけで季節労働でお金を貯めていました。そして3年前、出雲織の有名な先生のところへ念願の弟子入りをし、2年の修行を経見事に弟子を上がり、定住して綿を育て、紡ぎ、染め、織るために最後の季節労働1周をしているところなのです。で、見せてもらったのがこちら。真ん中のピンク色のは和紙をよったものを織ってるそうで、なんでも全和紙は洗っても大丈夫なのだそうです。少しでもパルプが入ると溶けちゃうそうな。桜の樹皮で染めてるけど微妙に色を変えててとても綺麗な帯です。そしてもうひとつめちゃくちゃ綺麗な布があって(写真下)銀座で一反87万円で売れたと言っていました。御着物になったところが見たいなあ。私もいつか一張羅の着物を彼女にお願いできるように頑張ろうと誓いました。

そして、私の基礎工事。ここ3日毎日今日で終わる!と思いながら何故か終わらず。昨日こそはもう本当にあとちょっぴりだったのに。見てください、この段差。なんか怪しいと思ってもう一度水平を決めなおしたところこんなにずれが。。そこで今日はこれを直せばいいだけだったはずなのですが、表の面は石壁にする予定なのでこれ以上モルタルだけのせると見た目がおかしくなると思い、内側の土台がのるとこあたりだけモルタルを流して高さを揃えようと、型枠を作るためにどの辺までかな〜とプレハブからの長さを測りましたらWao!信じらんない!何故かしらん?土台までが4200じゃないといけないのに、なんと基礎の端っこまでで4200になっているではありませんか。。そんなアホな。こればかりは今更どうしようもない。ちょっと狭くなるけど、アンカーも刺してるし現場合わせの200内側でつくるか。→そうなると柱、桁、屋根、全ての計算がずれてしまう。
かといって4200基礎の外側で無理やり作ると石がはれなくて土台が見えてしまう。。そんな訳で先に土台を刻み、いろいろ位置を確認。そしたらもっといろいろ不具合が出てきて…そうそう失敗は成功の基になるからこういう練習小屋の時にはいっぱい失敗しといた方がいいの♡o(。◕ฺ‿ฺ◕ฺ。)o♡
とはいえ、この先一体どうなるのでしょう〜〜。明日考えましょ☆