疎開


今日は東京から疎開してきている親子とおやつタイムに[SUNNY SIDE WORKS]まで足をのばした。
お山のCAFEで空気と景色が綺麗でいつもたくさんの若い子や子連れのFamilyで賑わっている。
友人が引っ越してきたらまずここに連れてきたかったのだ。
友人は子供が好きに走り回っているのを見て、「東京じゃ外に出してあげられなかったから、こうして外でケーキ食べてこどもが自由に遊べて。信じらんない、本当福岡来てよかった。」としみじみ言っていた。彼女は原発の事故があってすぐに、一家で佐賀の親戚のところに非難してきた。それから九州移住を決断し、1度東京へ帰って、仕事を辞め、こちらで住むところを探し、親子で移ってきた。彼女の友人一家も2軒疎開してきたらしい。九州に住んでいると本当に今回の震災を実感できない。なんら変わらない生活を送れていてまるで他人事のように感じてしまう。
普段通り電気を使い、普段通り、スーパーで買い物をしている。友人は帰りに寄ったスーパーマーケットでも、産地を確かめて商品を選んでいた。
人は我が身にふりかかって初めて真剣に考えるんだと思った。そうなる前に考えないと原発の場合は大変なことになる。