ことのはじまり。運命の日

今日は土曜日。サービス業の私はいつもなら絶対に仕事の日。
ところが、4日前突然店長から電話がかかってきて、「ごめ〜ん、シフト表出勤って書いてたけど、今日から月末まで全部休んでくれる?」といきなりの5連休になってしまった。どうもパートタイム勤務の私を仕事に入れすぎて上から指導が入ったようだ。
やったこれで行ける☆どうしても行きたいところ。なのに土曜日しかやっていない。
それは、武雄にある「家造り塾」というところ。毎週土曜日に家造りを教えてくれて、実際に家を建てていた。以前、私の建てたいストローベイルハウスも建てていて、そこに通えたならば私には願ってもない機会だった!店長からの電話の後、速攻ここに申し込みの電話をしたのだ(’v’)♪
そして、今日が待ちに待った日!
ところが、行ったら今は家は作っていないという。家具作りの塾に変わってしまっていた。
落胆したけど、家具作りを教えてくれていた大工の棟梁が家を建てたいなら職業訓練校に行きなさい。と教えてくれました。

その言葉が私の頭に何度も響いて、帰宅し早速近くの職業訓練校を片っ端から調べた。
次の休みにはハローワークに相談に行き、休み毎に訓練校見学に出かけていった。全部で7箇所見学に行ったけど、いろんな条件が、自ずと私の通う場所をひとつに絞ってくれた。
そして、その学校が来年から20代までしかとらなくなることがほぼ決定しているということで今年受験しなくてはいけなくなった。しかも、民主党に変わってできた給付金がそろそろ終わるという噂があったので急ぐことにした。仕事も気に入っていてまだ辞めたくはなかったのだけど、私に選択の余地はなかった。仕事を辞めることを決断し、また、家を引き払ってプレハブに住むことを決断した。それから、2月1日の入校試験に向けて、昼の仕事の休憩中、夜のカフェのバイト中、数学の猛勉強。周りのスタッフも一緒になって勉強してくれて、カフェの店長にも大変お世話になりました。2月9日晴れて合格。
そんなこんなで急に、知らない土地でプレハブ生活をすることになりました。
前にTV(たけしのアンビリーバボー)で人の遺伝子には人生の中で何が起こるか重大なできごとだけが初めから書き込まれている。だから1卵生双生児の人生は要所要所で同じで、好きな服の好みも一緒だといったような内容の番組をやっていた。もしそんな事実があるのなら、この日の出来事は決まってたのかもしれないな〜。